こんにちは、リルです!
最近は日本でも髪型やネイル、服装に自由がある職場が増えてきましたよね。「自分らしさ」を大切にした働き方は、モチベーションにも繋がるな〜と感じています。
そんな中、今回はアメリカの病院で働くCNA(看護助手)やRN(正看護師)たちの“リアルなファッション事情”についてご紹介します♪
日本の病院ファッションは?
白衣が主流!支給型ユニフォーム
日本の医療現場では、ほとんどの病院が制服支給制。
オペ室では毎日フレッシュなスクラブを着ることができますが、一般病棟の場合は「4~5着を着回す」スタイルが主流ではないでしょうか。
更に、最近はスクラブを採用している病院も増えてきましたが、やっぱり「白衣が制服!」という病院が多いのではないでしょうか。
この白衣は自宅で洗濯NG。血液などの体液が付着している可能性や、柔軟剤の香りが病院ではNGなため、病院指定のクリーニング業者に出すルールになっていることが多いです。
ただ、これがすぐ返ってこないんですよね〜!😂
勤務スケジュールと洗濯サイクルを綿密に逆算して乗り切る…これぞ日本スタイル。
身だしなみは厳しめ?アクセサリーやネイル事情
そして、日本の病院といえば…とにかく「清潔感命」!髪色・髪型・ネイルの規定がとても厳しいです!
驚かれるかもしれませんが、病院には「風紀委員」のような役割をもつ「CS委員(Customer Satisfaction委員会)」があり、看護師はみな接遇や身だしなみを細かくチェックされます。
例えば:
とにかく、「患者さんに不快感を与えないこと」が最優先のため、見た目の自由度はほとんどありません😂
看護師のぽっけの中身はドラえもん!?
服装や髪型の制限はありますが、ぽっけの中身は自由自在に選択できます!
看護師は細かい必須アイテムが実は多く、それをぽっけに隠し持っているのです。
多くの看護師がこんな感じのものを持っているのではないでしょうか
お…多くないですか???これを常に手が届く範囲に置いておくって、本当に日本人の性格が表れていると感じます。
私も上記8割くらいはポッケに突っ込んでいたので、毎日肩こり・腰痛がひどかったな~と今になってしみじみ思います。
アメリカのファッション事情は?
個性を全開に! 着たい服を着る!
アメリカでは基本的に病院から制服の支給はありません。
そのため、自分でスクラブを購入し、好きなデザイン・カラーのものを選んで勤務しています。
Tシャツやトレーナーを合わせている人もいますし、スニーカーもカラフルなものを履いていたりと、とにかく自由!
更衣室もないので、自宅からスクラブ姿で通勤。スーパーやカフェにそのまま立ち寄る人も多く、「スクラブ姿の人=医療関係者」として地域に溶け込んでいる感じです。
髪型もネイルもピアスもタトゥーもOK!
髪型や髪色も完全自由!
金髪・ピンク・パープル…地毛が黒でも何色にしてもOK。誰も何も言いません。
髪の長さやまとめ方も個人の自由。ロングヘアでも結んでいない人も多いです。
正直、ケア中に「不潔だな〜」と感じることもありますが(笑)、注意されることはまずありません。
ネイル?みんなしてます!
一応「ネイル禁止」と書かれているマニュアルも見たことがありますが、現場ではCNAもRNも普通にジェルネイルしてます。超自由です。
そしてさらに驚くのが…
…何でもアリ!本当に「見た目の自由度」が高い職場です。
私自身は「病院はケアの場所」と考えているので、ケアの邪魔になりそうな大ぶりの指輪やネイルはつけないようにしています😊
行事に合わせてファッションもチェンジ!
アメリカでは行事やイベントに合わせた服装もよく見られます。
- NFL(アメフト)のホームゲームがある日:地元チームのTシャツやスクラブOK!
- クリスマス:赤や緑のTシャツ、サンタ柄のスクラブを着るスタッフも多数。
- ハロウィン:猫耳やカボチャのカチューシャをつけて出勤するスタッフも✨
- 「○○の日」(Mental Health Awareness Dayなど):テーマカラーをみんなで着る
イベント時には「仕事でも全力で楽しむ!」という文化が根付いていて、見ているこっちまで元気になります😊
ぽっけの中はほぼ携帯のみ??
アメリカのCNAやRNのポケット事情は、日本と比較してかなりミニマム。
たとえば私の場合はこんな感じです;
…以上!すっごいシンプルですよね😂多くのCNAは上4つくらいしか所持していません。
個人的にCNAでもハサミは必須と思うのですが、どちらかというとRNがハサミを常備しているようです。聴診器は基本ナースステーションに置き去りにします(手動血圧測定でしか使用しないため)。
ちなみにですが、私が働くアメリカの病院では文房具を自分で購入する必要はありません。病棟のオフィスに在庫が大量にあるので、そこから使用しています。そのため、ハサミやミニライトは購入しましたが、ペンやsharpieは無くしたら病棟から拝借しています。
更にペンライトや聴診器も大量に常備してあり、多くのスタッフがマイ聴診器を持っていますが、最悪病棟の聴診器を使用しても問題は全くありません。(聴診器は接触感染患者に使用するため常備してある。しかもディスポ…!もったいない…!!!)
おまけ:ナースステーションでもぐもぐタイム
アメリカの若者に多い印象はあるのですが、勤務中にガムを噛んで仕事している子がとても多いです。
更にコーヒー・ジュース片手に出勤は当たり前で、ステーションのテーブルの上はタンブラー・コーヒーだらけです。更にクッキーなどのスナックを持ってくる子も多いので、ステーションの中にはもぐもぐしている子が一杯います😂
まとめ:自由と責任のバランス
アメリカの病院勤務ファッションは、とにかく自由!
ですが、その中でも「清潔感」「ケアの質」を意識することは大前提です。
制服がない分、毎日どんな服を着よう?と考えるのも楽しいですし、何より「自分らしく働ける」ことで自然と笑顔が増える気がします😊
日本のような規律あるスタイルにも良さがあるし、アメリカの自由なスタイルにも学びがたくさん。
どちらも経験したからこそわかる、それぞれの良さをこれからも発信していけたらと思います🌿