6. CNAからRNにステップアップ!現役CNAが奮闘するRNへの道

看護助手

こんにちは。Rihoです。

このブログでは、主にCNAの仕事やアメリカの病院のあれこれを紹介していますが、この度、アメリカのRN(正看護師)資格取得を目指すことにしました!

とはいえ、まだ申請や勉強の途中なので、「RNになるための完全ガイド!」なんてことは書けません😂笑

でも、「英語できないけど大丈夫?」「申請ってどれくらい時間かかるの?」みたいなリアルな不安や流れは、どこかの誰かの参考になるかもしれないなと思って、日記感覚でまとめてみることにしました☺


なんでRNの資格取得を目指すことにしたのか

なにか目標を持つためには、動機って大事ですよね。モチベーションがないと、お金も時間もかかるRNライセンスの申請・受験はとてもじゃありませんが、やりきれないと思います。

でも私、RN資格を取ろう!と決めたはいいものの、実際にRNとして働く勇気は未だに沸いていないのです。

理由はいくつもあります。

  • 英語でのコミュニケーションにいつまでも自信を持てない。実際に何を話しているか分からない時もまだまだ沢山あります。アメリカは広く、多くの人種の方がいる地域もありますが、私の住んでいる場所では8割が白人、あとの2割がメキシコなどスペイン語圏から移住された方、数%がHmong(モン)というラオスやベトナムの山岳地帯の地域に住んでいた民族の方が住んでいます。白人のコミュニティが大きいため、綺麗なアメリカ英語を話す方が圧倒的に多く、日本語訛りの英語だと中々聞き取ってもらえないのです。
  • ネイティブではない自身の英語力で患者さんの命を預かる職業についても大丈夫なのだろうか。信頼関係は構築できるのだろうか。
  • じゃあ英語の勉強漬けだ!と勉強しようと思っても、何をしたら良いかいまいち分からない。そもそも学校に行くわけでもない、就職もクリア出来た今の状況で、モチベーションが中々湧かない

そうです。ネガティブで慎重で完璧を目指したがるくせにナマケモノなのです😂

そんな自信のない私ですが、英語力も中途半端、日本でのRNとしての経験や知識がどんどん薄くなっていく感覚に焦りを感じました。家と職場の往復だけの毎日にも嫌悪感があり、「何か目標を作れば、自分の意識や英語力が変わるかもしれない」と思い、RN資格取得を目指すことにしました。

将来本気でRNになりたいと思うかもしれないので、そう思った時に遅くないように。そして、医療英語、しかも専門分野であればモチベーションが維持できるのでは?と考え、「RNライセンス取得」を英語勉強の一環として取り組むことにしました。


どうやったら日本の看護師がアメリカで看護師になれるの?

アメリカ看護師について調べたことがある方はお分かりだと思いますが、日本の国家資格とは異なり、アメリカ看護師資格は州ごとに発行されます。そのため、住んでいる州や働きたい州の資格を取らなくてはその州で働くことが出来ません。

更に、州によって免許取得のプロセスや条件が異なる点がやっかいです。

当初は現在住んでいるWI州で申請しようと考えていましたが、アドバイスも何も頂けない状態での申請は大分骨が折れる…更にWI州は英語のスコアを条件としています(IELTS6.5/Speaking7.0がボーダー)。そのため、英語スコアを必要としないNY州でまずは申請し、そのあとにIELTSの受験やエンド―ズメントを行うことを選択しました。

RN資格取得までのおおまかな流れ

ざっくりとですが、日本看護師資格を保有している場合のアメリカ看護師免許の書き換えは以下のプロセスで行われます。

  1. CGFNSでの書類申請(CGFNS:卒業した学校の看護教育がアメリカの看護教育と同等か審査する機関)
    • 卒業した教育機関の卒業証明や成績証明、指定書類の提出&審査
    • 看護師免許の提出&審査
  2. 州の看護委員会(BON:Board of Nursing)での審査
    • BONでの審査終了後に受験番号が付与される
  3. NCLEX-RN受験

州によっては英語力のスコア提出をどこかの段階で行う必要があったり、州のBONで指定のオンライン研修を修了する必要があります。

2025年1月現在、CGFNSの審査は16週間程度かかるようです。

引用:CGFNS Application Processing Times https://www.cgfns.org/support/application-processing-times


実際にどんなプロセスでRN資格取得を目指しているか

参考になるかは分かりませんが、私のRN資格取得を目指したタイムラインを紹介します☺

アメリカRN資格取得に向けたタイムライン

アメリカRN資格取得に向けたタイムライン
  • 2024年秋~
    RN資格取得を本気で目指そうかなと思い始める

    CNAとして働くことには満足しているが目標もなく仕事と家の往復の日々に「今の自分を変えたい!」という思いが湧く。

  • 2024/9
    情報収集を始める

    住んでいるWI州のRNになるためにはどのようなステップが必要なのか情報収集を始める。

  • 2024/10/6
    CGFNSにアカウント登録する

    アカウント登録したものの、プロフィールの入力の時点で「?」が沢山出てきて途中で放棄。CGFNSのプロフィール入力に関するブログやコミュニティがないか情報収集を再開。

  • 2024/10/9
    Belightコミュニティを見つけ、コミュニティに申し込み・参加する

    アメリカ看護師のコミュニティであり、コミュニティの方皆がエージェントに頼らず自力でCGFNSに通過していることを知る。「これだ!私もこのコミュニティに参加したい!」とコンタクトを取り、コミュニティに参加する

  • 202411/27
    Belightのアメリカ看護師ピアサポートコミュニティに入る

    BelightにはFacebook上でのコミュニティとSlack上でのコミュニティの2つが存在する。月額料金を支払うことでより多くのサポートを受けられるSlack上のコミュニティ「ピアサポートコミュニティ」に入る

  • 2024/11/30
    CGFNSのプロフィールを入力完了し、NY州のサービスを購入

    ピアサポートコミュニティでサポートして頂き、無事にCGFNSのプロフィール欄の入力を完了する。住んでいる場所はWI州だけれども、前例が多くアドバイスが受けやすいNY州で申請し、NCLEXに合格したらWI州にエンド―ズメントすることを決意。

  • 2024/12/6
    教育機関・厚生労働省に送付する書類を準備し、発送する

    卒業した教育機関や厚生労働省にコンタクトを取りつつ、必要な書類を準備。EMS封筒や切手など日本でしか手に入らないものは日本にいる家族に依頼。1週間程度で準備から発送まで一気に進める

  • 2024/12/16
    教育機関が書類を受け取り、書類作成の段階に入る

    貧乏性が発症し普通郵便でアメリカから日本に送ったが無事に10日程度で現着。アメリカの国際便+速達だと1通90ドル程度、合計で200ドル弱はかけられん…と合計30ドル程度の普通郵便を選択。無事に届いて一安心…

  • 2024/12/19
    厚生労働省に書類が届き、書類作成の段階に入る

  • 2024/12/23
    UWorld(NCLEX勉強ツール)を購入

    1年間のサブスクで購入(389ドルと可愛くはない値段設定😂でも学費よりは数百倍安い!と迷わず1年の期間で購入。)

  • 2025/1/16
    教育機関・厚生労働省共に同日にCGFNSに書類を発送

    1か月程度で準備から発送まで実施してくれました。日本の機関は対応が早くて助かります。しかも書類作成料金など不要の日本、素晴らしい。アメリカだったら恐らく3か月以上かかる+100ドル以上支払うことになるだろうなあと思います😂

  • 2025/1/22
    EMS追跡上、CGFNSに書類が到着する

    書類到着後もCGFNSダッシュボードは中々「Review」にはならず。毎日ステータスが変わってないかチェック。

  • 2025/01/24
    厚生労働省の書類のステータスが”Received”にupdateされる

    Reviewにはなっていないが、Recievedとステータスがupdateされて一安心。教育機関の方もここ数日でupdateされるのではと期待。

  • 2025/1/27
    教育機関の書類のステータスが”Received”にupdateされる

  • 2025/1/28
    CGFNS書類審査終了

    EMS到着から驚きのスピードで審査が終了。NY州の教育政策担当機関(NYSED)に審査結果が送られるため、ここからはNYSEDでの審査準備を行う。

  • 2025/2/13
    NYSED指定の必須研修”Infection Control”のオンライン研修を受講する

    New York State Nurses Associationの研修を受講

  • 2025/2/14
    NYSED指定の必須研修”Child Abuse”のオンライン研修を受講する

    Making the Tough Callの研修を受講

  • 2025/2/15
    NYSEDの指定研修が修了したため、NYSEDの申請を開始する

    CGFNSのプロフィール登録と似たような内容でした。

  • 2025/02/下旬
    UWorldのアセスメント①を実施

    アセスメントという名の100問テストを実施。スコア78%と出てかなり驚き

  • 2025/3/19
    NYSEDよりケースがApprovedされたとの連絡を受ける

    1か月ちょっとでNY州の審査が終了。メールに記載されてあるURLから飛んでNCLEX受験料を支払えばATT(試験番号)が貰える様子。

  • 2025/4/上旬
    UWorldのアセスメント②を実施

    スコアは75%。Uworldの進捗は50~60%程度。

  • 2025/4/17
    ATT取得、試験日を予約

    Person VUEを通して試験費用を支払い、2日でATTを取得🌻

    7月9日に試験を予約しました!あと3か月、のんびり頑張ります!

ちなみに、いくらくらいかかるの?

アメリカでのVISA取得や看護師資格の申請には、日本とは比べものにならないほど高額な費用がかかります。しかし、節約する方法もあります。

たとえば、CGFNSを使わずに、ニューヨーク州の看護協会(NYSED)に直接申請することも可能です。その場合、約400ドルほど節約できます。

ただし私は、最終的にニューヨーク州以外で看護師登録(エンドースメント)を予定しているため、後から「やっぱり必要だった…!」とならないよう、念のためCGFNSを通して審査をお願いすることにしました。

申請費用は人それぞれ!

費用は以下の要素によって大きく変わります:

  • CGFNSを通すか、州の看護協会に直接申し込むか
  • どの州で審査を受けるか ⇒ 州ごとで審査料金が異なる
  • 試験の受験地 ⇒ 米国外からの受験で追加料金が発生
  • ビザの種類(グリーンカードの有無など) ⇒ Notary(公証)の有無が変わる可能性

【参考価格】私が実際にかかった費用(2025年1月時点)

条件:CGFNS利用 × NY州で審査 × グリーンカードあり × アメリカ在住
(※ Notaryの実施やシラバスの準備は不要でした)

項目価格(USD)
CGFNS審査費用425ドル
NYSED審査費用143ドル
ATT取得200ドル
NY州必須研修30ドル
合計798ドル

な…中々なお値段…!!!

日本の看護師国家試験の受験料が5,400円(約36ドル)と考えると、アメリカの手続きは完全に「高額なサービスを買う」感覚です。

それでも、「自分の可能性を開拓する投資」であり、資格取得後の働き方の選択肢が大きく広がると考えれば、個人的には納得できる金額でした。

※ 郵送費などの細かい雑費は除外していますので、予算を立てる際は+αで見積もっておくと安心です。


CGFNS申請は自力でできる?エージェントは使った?

海外で国際看護師を目指すうえで、多くの人が最初につまずくのが「書類申請」ですよね。

正直、私もアメリカの看護師資格を取ろうと決意するまでに、なかなか腰が上がりませんでした。その理由は、まさにこの書類申請のハードルの高さ…。

もちろん、エージェントを使えばスムーズに進むことは分かっていましたが、節約好きの私は「できることは自分でやりたい!」という気持ちが強く、結局エージェントは使いませんでした😂

エージェントに頼まなかった理由は大きく分けて3つあります。

① 自力申請でも可能だと思ったから

  • 日本は国際的に信用度が高いため、「意味不明な理由で却下される」ことは少ないと感じた
  • 配偶者ビザの申請なども自分で経験済みで、「手順通りにやれば通る」という感覚があった
  • 税金申告のように複雑な専門知識が必要な分野ではないと判断した

② エージェント費用が高額なわりにサポートが限定的だったから

  • サービスによっては、CGFNS申請だけが対象で、その後の州ごとの申請は別料金というところも
  • 予想外のトラブルが起きた場合、追加オプションが必要になるケースもありそうだった
  • 「それなら、自分でリサーチしながらやった方が納得できるな」と感じた

③ 自力でやることで自信につながると思ったから

  • 最初の一歩から自分で頑張った方が、達成感や自己肯定感が大きい気がした

そんな理由で、私はCGFNS申請を自分で行うことにしました。

とはいえ、実際にやってみると分からないことだらけ…!
そこで、アメリカで看護師を目指す仲間が集まるBelightコミュニティを見つけて、参加しました😊

書類申請で迷っている方、誰かと情報を共有しながら進めたい方にはすごく心強い場なので、おすすめです!

▶︎ Belight公式サイトはこちら🌈


CGFNSの書類審査期間はどれくらい?

CGFNSの書類審査は「数か月かかる」とよく耳にしますが、なんと私の場合は、“Received”からたった1日で審査完了という驚きのスピードでした!アメリカの運転免許証発行なみの早さです😂笑

私の中では、アメリカのビザや資格取得は「時間がかかる」のが常識でした。

たとえば、配偶者ビザ(グリーンカード)を取得した際は、USCISNVCという2つの機関で審査が必要で、しかもコロナ禍だったこともあり、USCISだけで1年かかった経験があります。

今回も、RN免許取得には、CGFNS(国際資格評価)とBON(各州の看護協会)という2つの機関*をまたぐ必要があるため、「どうせCGFNSだけで数か月はかかるだろうな…」と思っていたところ、まさかの1日。アメリカの審査業務は、本当に気まぐれですね。

※州の看護協会のみの審査でNCLEX受験資格が貰える場合もあります

尚、アメリカ在住+グリーンカード取得済(SSN取得済)という条件の影響か、高校卒業証や公認証書は求められませんでした。厚生労働省と教育機関の書類のみであり、日本でもCGFNS申請できますが、アメリカ在住だとより簡単に書類審査が進められるのかなと思います。

早かった理由は条件の影響?

憶測ですが、以下のような条件が、審査スピードに影響したのかもしれません:

  • アメリカ在住(住所・連絡先が国内)⇒ すぐに労働力や税収を確保できる?
  • グリーンカード保持(SSN取得済) ⇒ すぐに労働力や税収を確保できる?
  • 高校卒業証明書や公認証書の提出が不要だった ⇒ USCISでの素性審査済だったから?

実際に求められた書類は、日本の教育機関の成績証明書厚生労働省からの資格確認書のみでした。
日本からの申請も可能ですが、アメリカ在住だと審査がスムーズになるのかもしれない?とうっすら思いました。

でもアメリカ国内外とわず、最近は以前より審査スピードが速いとは聞きますね😊コロナ禍では半年~1年程度は待つのが多かったようですが、最近は半年もかからない人が圧倒的に多いようです。


NYSED指定の必須研修とは

ニューヨーク州では、RN(正看護師)免許を取得する際に、NYSED(New York State Education Department)が定めた2つの研修を受講する必要があります。

  • Child Abuse(児童虐待)研修
  • Infection Control(感染対策)研修

NYSEDのアカウントを作成する段階で、これらの修了証をアップロードする必要があるため、登録前に受講を完了させておく必要があります。

どこで研修を受ければいいの?

これらの研修は、NY州が認定した複数の教育機関・団体によって提供されています。
ひとつの機関が一括で提供しているわけではないため、受講者は自分で研修会社を選び、受講・修了証の取得を行います。

これらの研修は1つの機関が請け負っているわけではなく、NY州が認定した複数の教育機関・団体によって提供されています。
50社以上の教育機関や会社が独自の研修を販売しており、受講者は自分で気に入った会社を選択し、受講する必要があります。

内容や料金、形式(動画/テキスト)、テストの回数制限・テスト合格点などが各社で異なるため、自分に合ったサービスを選ぶことが大切です。

私は情報収集に1週間ほどかかりました…😂

NYSEDのInfection control研修のProviders listはこちら:https://www.op.nysed.gov/about/training-continuing-education/infection-control

【体験談】実際に私が選んだ研修と感想

Infection Control研修:New York State Nurses Association

Infection ControlはNew York State Nurses Associationの研修を購入しました。その機関を選択した理由は以下です。

  • 州の看護協会が運営しており信頼性が高い
  • 研修価格が$25と比較的リーズナブル
  • 修了証がNYSEDに自動で送付される

上記メリットは非常に魅力的だったのですが、受講してみて以下の点が気になりました。

  • 全編テキスト形式(動画なし)
  • 修了テストは無制限ではなく、2回という制限付き
  • テスト問題は20問、合格ライン80%以上

どの研修も動画と資料のハイブリット形式かなと思っていたのですが、New York State Nurses Associationは全てテキストでの学習スタイル。

まるで分厚いガイドラインを読んでいるかのようなスタイルであり、視覚・聴覚情報が欲しい私にはやや辛い形式でした😂

約4時間程度のコースのようでしたが、あまり集中できず、半日かけてようやく修了テスト合格まで辿り着くことが出来ました。

尚、テストは2回しか受けられないため、時間をかけながら回答しました。時間制限はありません。

上記理由から、Child Abuseは動画タイプの研修を選択しようと決めました。

Child Abuse研修:Making the Tough Call

こちらは、よりやさしく・楽しく受けられる研修を探して選びました。理由としては、

  • 動画形式の研修が受けられる
  • 研修費用が$5であり、破格の値段である($10支払い、$5キャッシュバックがありました)
  • 修了テストの合格ラインが70%以上であり、やや緩めの設定

実際に研修を進めてみると、プレテスト⇒動画研修(約2時間)⇒テストという構成であり、楽しみながら受講することが出来ました。尚、プレテストと研修後のテストは全く同じ内容のため、楽々合格することが出来ました。難易度もかなり低い印象です。

修了証はとても簡素であり、正直大丈夫かな?という印象が否めませんが、これでNYSEDの申請に進むことが出来ます。


ATT (Authorization to Test)の取得と注意点

NY州でNCLEX-RNを受験するには、NYSED(州教育局)からの審査完了後に「ATT(受験許可)」を取得する必要があります。
私も無事にATTを取得しましたが、実は申請タイミングについて慎重になっていた理由があります。

NY州のATTは「取得から3か月以内」じゃなかったの?

私が調べた限りでは、いくつかの情報源で、「ATTを取得したら3か月以内に試験を受けないといけない」という記述が多く見られました。
そのため、7月に受験したい私は、逆算して4月中旬以降に申請しようと計画していました。

しかし実際にATTを取得してみたところ…
「6か月以内に受験すればOK」という記載に変更されていました!

どうやら、いつの間にか有効期限が延長されていたようです。
(※各州や時期によって異なる可能性があるので、最新情報は公式で確認を!)

試験日・会場の予約は早めに!

そして、「万全の状態で受験したい!」と思った私は、生理周期まで計算して「この日にしよう!」と具体的な日程を決めていたのですが、

いざ予約してみると、希望通りにいかないことが判明。

  • 会場の選択肢は都市部のみ
    (※幸い、私は自宅から車で15分の会場を確保できました)
  • 試験日の選択肢は1週間に1~2日程度しかない
  • 思っていたよりも予約枠が少ない…!

おそらくこれは、アメリカの大学卒業シーズン(5〜6月)と重なるため、
春〜夏はNCLEX受験が非常に混み合う時期なのかな?と思います。

そのため、アメリカで6~7月受験予定の方は、早めに予約することをおすすめします😊


CGFNS申請を終えて思うこと

正直、アメリカのRNライセンス取得に挑戦すると決めるまで、受験資格を得るまでが果てしない道のりだと感じていました。

しかし今になって思うことは、
「申請さえしてしまえば、意外とあっさり受験資格まで進める」ということです。

もちろん、出身校や居住地、ビザの有無など、状況によって進み方は異なります。
それでも、「挑戦しようかな」と思っている方には、ぜひ一歩踏み出してみてほしいです。

結果論ではありますが、私の場合、CGFNSの申請から約4か月弱で受験資格をゲットできました。

そしてSNSが当たり前の世の中、沢山の方がアメリカRN取得に関する記事や情報を出しています。私はBelightのSNSやあかねさんというテネシー州でRNをされている方のSNSをよくチェックし、情報を集めていました。うん十万払ってエージェントに申請をお願いするのも一つの手ですが、自分の手で申請しても意外とトントン拍子に進んでいきますので、まずは自力で挑戦してみることをおすすめします😊


NCLEX勉強の進捗とリアルな学習スタイル

現在のNCLEX勉強法は、UWorld1本で進めています。
スケジュールは「1日1時間」で設定していて、サイトが自動でプランを組んでくれるのですが…
絶賛、2週間ビハインド中です 😂
予定としては、2025年5月末までにはUWorldの練習問題を全て解き終えて、6月~受験日までは85問アタックを繰り返していこうかなと計画中です。

ノートって作る?どうやって?

手書きノートも良いけれど、私は時間短縮のためにGoogle Document & Spreadsheet派です。

  • Documentには、解いた問題から学んだポイントや新しい知識をどんどん記録
  • Spreadsheetには、知らなかった薬剤名や英単語をリスト化して管理

パソコンひとつあれば、どこでも勉強できるのは本当にありがたい…。
最近は夜勤中にUWorldを勉強するようにしています📖

看護師経験が効いてくる!

勉強しながら思うことは、6年の看護師経験が本当に役に立つこと役に立つこと…!!あの経験がなかったらどうなってたことやらとつくづく思います。

初めてのアセスメントテストで結果が想像以上に良く、日本でもがいていた時期も無駄ではなかったんだなぁと感じています。

反対に言うと、UWorld を解いている限り、かなり臨床に沿った内容を聞いてくるので、看護経験なしにNCLEXの勉強をするとなると、かなりの勉強時間が必要になるだろうなとも感じます。

例えば、こんな感じの問題が出ます:

心筋梗塞後の患者さんに対し、Drに確認すべき処方はどれか?
①エナラプリル ②エゼチミブ ③セレコキシブ ④ニトログリセリン

薬剤名はもちろん、作用機序、投与のタイミング、禁忌まで問われます。学生時代はどの薬剤も知らなかった自信があるので、問題のレベルの高さに驚くばかりです。

まだまだNCLEXのハードルは高いですが、正直、知識が浅かった看護知識のアップデートが出来るのはとても楽しいので、のんびり楽しみながら進めていこうと思います😊


おわりに

今後の予定としては、現在はのんびりNCLEX勉強中ですが、2025年7月に一度NCLEXを受験してみようかな~と思っています。
英語力アップも必要なので、NCLEX対策は2025年前半に集中して、その後はEndorsement(州をまたぐRNライセンス申請)のための英語勉強にもシフト予定です。NCLEX勉強中の方は一緒に頑張っていきましょう😊

NCLEXに合格できたら、ちょっと課金して英語コーチングにも挑戦してみようかなと思っています。
もし面白い学びや発見があれば、それもこのブログでシェアしていけたらな〜とゆるく考え中です。

何はともあれ、しばらくはCNAとして引き続き働きますので、病院でのびっくり案件なども今後紹介していきますね♪

ここまで読んでくださってありがとうございました!
これからも、気軽に覗きにきてくれると嬉しいです😊


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